調査概要・目次
調査テーマ
  • 『一般用医薬品データブック 2015 No.3』
    調査目的
  • 『一般用医薬品データブック2015 No.1~2』での品目別分析をベースとし、一般用医薬品市場の総括分析、スイッチOTCの動向、カテゴリー横断的な市場分析、企業事例研究、ブランド漢方の動向などについて分析を行い、一般用医薬品市場を総合的且つ詳細に把握することを調査目的とする。
    調査項目
     《総合分析編(No.3)》
     A.市場総合分析
      1.2014年 一般用医薬品市場の総合分析
       1)市場全体の動向
       2)2014年の成長品目とその要因
       3)一般用医薬品 品目別マーケットスケール推移
       4)今後の方向性
      2.リスク分類別市場動向
      3.医薬部外品市場動向
      4.2014年市場のトピックス
      5.品目別ランキング
       1)2014年の販売規模ランキング
       2)将来販売規模(2018年予測)ランキング
       3)2014年の対前年比ランキング
       4)2014年の伸長率ランキング
     B.スイッチOTC市場分析
      1.スイッチOTC市場の概況
       1)定義
       2)領域別スイッチOTC展開状況
       3)新規スイッチ成分の投入状況
      2.スイッチOTC市場の販売規模推移
       1)スイッチOTCの市場規模推移
       2)カテゴリー・品目別市場動向
       3)上位ブランドの動向
      3.スイッチOTCによる市場活性化事例
       1)スイッチOTCの沿革
       2)スイッチOTCの販売規模推移と市場での位置付け
       3)市場を牽引する製品のケーススタディ
      4.スイッチOTC 品目別マーケットスケール推移
     C.ブランド漢方の動向
      1.定義
      2.領域別展開状況
      3.主要ブランド漢方の投入状況
      4.マーケットデータ
      5.注目のブランド漢方
     D.ヒット商品事例研究
      1.製品概要
      2.シリーズ内での棲み分け
      3.市場でのポジショニング
      4.プロモーション活動の展開状況
      5.今後の方向性
     E.OTCメーカー事例研究
      1.OTC事業の売上推移
      2.ブランド別販売動向
      3.リスク分類別動向
      4.新製品投入状況
      5.プロモーション活動の展開状況
      6.周辺ヘルスケア事業展開状況
      7.海外事業展開状況
      8.営業人員
     F.薬効カテゴリー別市場分析
      1.市場規模推移
      2.医薬部外品市場規模推移
      3.主要参入企業の販売動向
      4.リスク分類別動向
      5.スイッチOTC動向
     G.有効成分別マーケット分析
      1.主要有効成分の概要
      2.成分別販売動向
      3.成分別ブランド別販売動向
      4.今後の方向性
     H.テーマ別市場分析
      1.定義及び対象品目
      2.対象品目のポジショニング
      3.マーケット推移
      4.品目別販売動向
      5.ポジショニング別販売規模推移
      6.市場占有状況
      7.今後の方向性
      8.主要製品リスト
     I.新製品投入状況
     J.広告宣伝展開状況

    調査対象品目
    調査対象品目等(総合分析編-No.3)
    (No.3)
     
    ※A、B、C、I、Jについては、既載の調査項目と同様です。
     
    D.ヒット商品事例研究
    (対象事例)
    1.バファリンプレミアム(ライオン)   2.ヘパリーゼ(ゼリア新薬工業)
     
    E.OTCメーカー事例分析
    (対象企業)
    ・大正製薬            ・武田薬品工業       ・第一三共ヘルスケア
    ・ロート製薬           ・ライオン         ・エスエス製薬
    ・佐藤製薬            ・興和新薬         ・小林製薬
    ・久光製薬            ・ゼリア新薬工業      ・エーザイ
    ・池田模範堂           ・クラシエ薬品       ・養命酒製造
    ・大鵬薬品工業          ・全薬工業         ・湧永製薬
    ・ジョンソン・エンド・ジョンソン ・明治           ・参天製薬
    ・常盤薬品工業          ・太田胃散         ・アラクス
    ・グラクソ・スミスクライン    ・塩野義製薬        ・アース製薬
    ・大幸薬品            ・田辺三菱製薬       ・ノバルティス ファーマ
    ・資生堂             ・ツムラ          ・アサヒフードアンドヘルスケア
    ・大塚製薬
     
    F.薬効カテゴリー別市場分析
    (対象カテゴリー)
    1.ドリンク剤          2.疲労対策         3.女性関連
    4.フットケア          5.美容関連用薬       6.肩こり・関節痛関連
    7.小児用薬           8.その他外用薬       9.環境衛生用薬
    10.感冒関連用薬        11.花粉症関連        12.生活習慣病関連
    13.生活改善薬         14.胃腸・消化器官用薬    15.オーラルケア
    16.感覚器官用薬        17.漢方薬
     
    G.有効成分別マーケット分析
    (対象成分)
    1.解熱鎮痛剤成分        2.鼻炎治療剤成分      3.水虫薬成分
    4.外用消炎鎮痛剤成分      5.総合感冒薬成分
     
    H.テーマ別市場分析
    (対象市場)
    1.花粉症対策市場        2.肩こり対策市場      3.腸内環境訴求製品市場
    4.内服液(ドリンクタイプ)市場

    調査方法
  • ■当該及び関連企業へのヒアリングを主体に薬事工業生産動態統計、有価証券報告書、その他公表データ類を勘案の上、整理、分析した。
  • ※本書内容中の販売金額は全てメーカー出荷金額。(富士経済調べ)
  • ※構成比・シェアに関しては小数点以下第2位の四捨五入によって、合計値が“100.0”とならない場合がある。
  • ※表中で、実績が皆無の場合は“-”、実績が僅少の場合は“僅少”と表示した。
  • ※本資料においては指定医薬品を外れたものについても引き続きスイッチOTCとして捉えているケースがある。
  • ※製品の希望小売価格については税抜き価格で表記した。
    調査期間
  • 2015年4月~2015年7月
    調査担当
  • 株式会社富士経済 東京マーケティング本部 第二部 メディカルグループ
    医薬部外品の沿革と本書の対象範囲
    1)規制緩和の概要
     
    2)本書の対象範囲
  • 本書『一般用医薬品データブック』では、一般用医薬品と関連の深い医薬部外品のみを調査対象としており、医薬部外品全体を対象としている訳ではない。
     
    「指定医薬部外品」に移行した品目の範囲と本書で市場動向を収載する品目名
    「指定医薬部外品」としての区分 本資料中で掲載する品目
    健胃薬 健胃・消化薬
    整腸薬 整腸薬
    消化薬 健胃・消化薬
    制酸・健胃・消化・整腸を2以上標榜するもの 総合胃腸薬、整腸薬
    潟下薬(下剤) 便秘薬
    ビタミン含有保健薬(ビタミン剤等) ドリンク剤、総合ビタミン剤、滋養強壮剤
    カルシウムを主たる有効成分とする保健薬 カルシウム剤
    生薬を主たる有効成分とする保健薬 滋養強壮剤
    鼻づまり改善薬(外用剤に限る) 総合感冒薬
    殺菌消毒薬 外用殺菌消毒剤
    しもやけ・あかぎれ用薬 あかぎれ用薬
    含漱薬 含漱剤
    コンタクトレンズ装着薬 目薬
    いびき防止薬
    口腔咽頭薬 鎮咳去痰剤(トローチ剤)市場で一括掲載
    3)医薬部外品の法的定義
  • 医薬部外品とは次の各号に掲げることが目的とされており、かつ、人体に対する作用が緩和な物であって器具器械でないもの、及びこれらに準ずる物で厚生労働大臣の指定するものをいう。ただし、これらの使用目的のほかに医薬品の定義第二号又は第三号に規定する用途に使用されることもあわせて目的とされている物を除く。
    <法律で規定する医薬部外品>
     1.吐き気、その他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止
     2.あせも、ただれ等の防止
     3.脱毛の防止、育毛又は除毛
     4.人又は動物の保護のためにする、ねずみ、はえ、蚊、のみ等の駆除又は防止
    (薬事法第二条第二項)
     
  • 但し2009年6月1日の薬事法改正により、上記1~4について医薬品に該当するものでも厚生労働大臣の指定があれば医薬部外品となる。
     
    [指定医薬部外品]
  • 2009年6月1日の薬事法改正により厚生労働大臣が指定する医薬部外品。1999年の規制緩和移行に医薬品から医薬部外品となったものを指し、以下に分類される。(但し本資料では従来の医薬部外品と1999年以降の医薬品から医薬部外品になったものもあわせ、特に断りがない限り全て医薬部外品とする。)
     
    [新指定医薬部外品]
  • 上記1に該当し、厚生労働大臣が指定するもの(1999年3月12日指定)。1999年の規制緩和により以下が医薬品から医薬部外品となった。
  • のど清涼剤、健胃清涼剤、ビタミン剤、カルシウム剤、ビタミン剤含有保健剤
     
    [新範囲医薬部外品]
  • 上記1に該当し、厚生労働大臣が指定するもの(2004年7月16日指定)。2004年の規制緩和により以下が医薬品から医薬部外品となった。
  • いびき防止薬、カルシウム含有保健薬、うがい薬、健胃薬、口腔咽頭薬、コンタクトレンズ装着薬、殺菌消毒薬、しもやけ用薬、瀉下薬、消化薬、生薬含有保健薬、整腸薬、鼻づまり改善薬(外用剤のみ)、ビタミン含有保健薬(一部を除く)など。
     
    [防除用医薬部外品]
  • 上記4に該当し、厚生労働大臣が指定するもの(2009年6月1日指定)。
  • 殺虫剤、殺ソ剤、忌避剤(虫除け剤)
     
  • ①医薬部外品については薬事法上は上記のように基本定義がなされている。個々の用法成分、剤型等により種々の条件を全体的な判断の上で行われている。
     
  • ②上記の医薬部外品の定義について具体的に記せば最低以下の条件を満たす事が必要である。
  • 効果効能が医薬品に及ばないこと。
  • 効果効能の範囲が主として防止を目的とするもの。
  • 器具器械でないもの。
  • 個々の成分が通知等の基準に合致している事。
    リスク分類変更時の実績記載方法
    厚生労働省よりリスク区分変更の告示がなされた場合は、その適用日をもって対象製品のリスク分類実績を捉えるものとする。
     
    <本書での市場分類>
    例)2013年4月に第1類から指定第2類に変更された場合。
     
     
     
    目   次
     
    ..
    はじめに.
    .
     
    ..
    調査概要.
    .
     
    ..
    A.市場総合分析.
    .
    1
    ....
    1.2014年一般用医薬品市場の総合分析.
    .
    3
    ....
    2.リスク分類別市場動向.
    .
    8
    ....
    3.医薬部外品市場動向.
    .
    22
    ....
    4.2014年市場のトピックス.
    .
    32
    ....
    5.品目別ランキング.
    .
    34
    ..
    B.スイッチOTC市場分析.
    .
    39
    ....
    1.スイッチOTC市場の概況.
    .
    41
    ....
    2.スイッチOTC市場の販売規模推移.
    .
    45
    ....
    3.スイッチOTCによる市場活性化事例.
    .
    49
    ....
    4.スイッチOTC 品目別マーケットスケール推移.
    .
    55
    ..
    C.ブランド漢方の動向.
    .
    57
    ....
    1.定義.
    .
    59
    ....
    2.領域別展開状況.
    .
    59
    ....
    3.主要ブランド漢方の投入状況.
    .
    60
    ....
    4.マーケットデータ.
    .
    61
    ....
    5.注目のブランド漢方.
    .
    63
    ..
    D.ヒット商品事例研究.
    .
    65
    ....
    事例1.バファリンプレミアム(ライオン).
    .
    67
    ....
    事例2.ヘパリーゼ(ゼリア新薬工業).
    .
    70
    ..
    E.OTCメーカー事例研究.
    .
    75
    ....
    OTC事業の企業ランキング.
    .
    77
    ....
    1.大正製薬.
    .
    78
    ....
    2.武田薬品工業.
    .
    85
    ....
    3.第一三共ヘルスケア.
    .
    91
    ....
    4.ロート製薬.
    .
    97
    ....
    5.ライオン.
    .
    104
    ....
    6.エスエス製薬.
    .
    109
    ....
    7.佐藤製薬.
    .
    114
    ....
    8.興和新薬.
    .
    120
    ....
    9.小林製薬.
    .
    126
    ....
    10.久光製薬.
    .
    132
    ....
    11.ゼリア新薬工業.
    .
    137
    ....
    12.エーザイ.
    .
    142
    ....
    13.池田模範堂.
    .
    147
    ....
    14.クラシエ薬品.
    .
    151
    ....
    15.養命酒製造.
    .
    156
    ....
    16.大鵬薬品工業.
    .
    160
    ....
    17.全薬工業.
    .
    164
    ....
    18.湧永製薬.
    .
    169
    ....
    19.ジョンソン・エンド・ジョンソン.
    .
    174
    ....
    20.明治.
    .
    178
    ....
    21.参天製薬.
    .
    182
    ....
    22.常盤薬品工業.
    .
    187
    ....
    23.太田胃散.
    .
    192
    ....
    24.アラクス.
    .
    196
    ....
    25.グラクソ・スミスクライン.
    .
    201
    ....
    26.塩野義製薬.
    .
    206
    ....
    27.アース製薬.
    .
    210
    ....
    28.大幸薬品.
    .
    214
    ....
    29.田辺三菱製薬.
    .
    218
    ....
    30.ノバルティス ファーマ.
    .
    222
    ....
    31.資生堂.
    .
    226
    ....
    32.ツムラ.
    .
    230
    ....
    33.アサヒフードアンドヘルスケア.
    .
    234
    ....
    34.大塚製薬.
    .
    238
    ..
    F.薬効カテゴリー別市場分析.
    .
    243
    ....
    1.ドリンク剤.
    .
    245
    ....
    2.疲労対策.
    .
    249
    ....
    3.女性関連.
    .
    254
    ....
    4.フットケア.
    .
    259
    ....
    5.美容関連.
    .
    263
    ....
    6.肩こり・関節痛関連.
    .
    268
    ....
    7.小児用薬.
    .
    272
    ....
    8.その他外用薬.
    .
    275
    ....
    9.環境衛生用薬.
    .
    280
    ....
    10.感冒関連用薬.
    .
    283
    ....
    11.花粉症関連.
    .
    289
    ....
    12.生活習慣病関連.
    .
    294
    ....
    13.生活改善薬.
    .
    298
    ....
    14.胃腸・消化器官用薬.
    .
    303
    ....
    15.オーラルケア.
    .
    310
    ....
    16.感覚器官用薬.
    .
    314
    ....
    17.漢方薬.
    .
    318
    ..
    G.有効成分別マーケット分析.
    .
    321
    ....
    1.解熱鎮痛剤成分.
    .
    323
    ....
    2.鼻炎治療剤成分.
    .
    327
    ....
    3.水虫薬成分.
    .
    333
    ....
    4.外用消炎鎮痛剤成分.
    .
    337
    ....
    5.総合感冒薬成分.
    .
    341
    ..
    H.テーマ別市場分析.
    .
    345
    ....
    1.花粉症対策市場.
    .
    347
    ....
    2.肩こり対策市場.
    .
    355
    ....
    3.腸内環境訴求製品市場.
    .
    363
    ....
    4.内服液(ドリンクタイプ)市場.
    .
    370
    ..
    I.新製品投入状況.
    .
    379
    ..
    J.広告宣伝展開状況.
    .
    386