調査概要・目次
調査テーマ
  • 『一般用医薬品データブック 2012 (No.3)』
    調査目的
  • No.1~2で品目分析を行った一般用医薬品の主要薬効について、今回のNo.3ではカテゴリー横断的に市場を捉えるテーマ分析や総括分析を行うと共に、企業事例分析を行い、一般用医薬品市場を総合的に把握することを調査目的とする。
    調査項目
    《品目編(No.1・No.2)》
      1.定義
      2.市場沿革(過去10年間の主要製品の発売状況)
      3.市場規模推移
      4.種類別市場動向
      (1)カテゴリー別動向(医薬品・医薬部外品)
      (2)リスク分類別動向
      (3)スイッチOTC動向
      (4)その他市場動向(剤形別・成分別等)
      5.市場占有状況
     <医薬品>
      (1)メーカーシェア
      (2)ブランドシェア
      (3)リスク分類別ブランドシェア
      (4)スイッチOTCブランドシェア
     <医薬部外品>
     ・メーカー(ブランド)シェア
      6.チャネル別市場動向(医薬部外品)
      7.製品開発動向
      (1)スイッチ化動向
      (2)製品開発動向
      (3)新製品リスト
      8.今後の方向性
      (1)今後の市場規模予測
      (2)今後の方向性
      9.主要製品リスト
     
    ※品目によって上記調査項目の一部が該当しないケースがある。
     
    《総合分析編(No.3)》
     A.総括編
      1. 2011年のOTC市場総合分析
      2. 品目別構成比ランキング
      3. 品目別対前年比ランキング
      4. 品目別伸長率ランキング
     B.カテゴリー別市場分析編
     <リスク分類別市場>
      1. 定義
      2. マーケット推移
      3. リスク分類別市場動向
      4. 薬効別実績一覧
     <スイッチOTC市場>
      1. 定義
      2. マーケットデータ
      3. 種類別市場動向
      4. 市場占有状況
      5. 今後の方向性
     <医薬部外品市場>
      1. 定義及び対象品目
      2. マーケットデータ
      3. 種類別市場動向
      4. 市場占有状況
      5. チャネル別市場動向
      6. 今後の方向性
     <剤形別市場>
      ・剤形別販売高(2011年)
     C.ヒット商品事例研究
      1. 商品概要
      2. 開発の経緯
      3. 販売動向
      4. 市場でのポジショニング
      5. プロモーション活動の展開状況
      6. 今後の方向性
     D.OTCメーカー事例分析編
      1. ブランド動向
      2. 一般用医薬品事業のポジショニング
      3. 新製品投入状況
      4. プロモーション活動の展開状況
      5. 営業人員
     E.薬効群別市場分析編
      1. 市場規模推移
      2. 医薬部外品市場規模推移
      3. 主要参入企業の販売動向
      4. リスク分類別動向
      5. スイッチOTC動向
     F.有効成分別市場分析編
      1. 成分の概要
      2. 成分市場規模推移
      3. ブランドシェア
      4. 医療用医薬品市場の概況
      5. 今後の方向性
     G.テーマ別分析編
      1. 定義及び対象品目
      2. 対象品目のポジショニング
      3. マーケット推移
      4. 品目別市場動向
      5. ポジショニング別市場規模推移
      6. 市場占有状況
      7. 今後の方向性
      8. 主要製品リスト
     H.ドラッグストア事例分析編
      1. 資本・提携関係
      2. 販売実績動向
      3. 改正薬事法への対応
     I.新製品投入状況
     J.広告宣伝展開状況

    調査方法
  • 当該及び関連企業へのヒアリングを主体に薬事工業生産動態統計、有価証券報告書、その他公表データを勘案の上、整理、分析を行った。
  • ※本書内容中の販売金額は全てメーカー出荷金額。(富士経済調べ)
  • ※構成比・ウエイトに関しては小数点以下第2位の四捨五入によって、合計値が“100.0”とならない場合がある。
  • ※表中で、実績が皆無の場合は“-”、実績が僅少の場合は“僅少”と表示している。
  • ※本資料においては指定医薬品を外れたものについても引き続きスイッチOTCとして捉えているケースがある。
    調査期間
  • 2012年3~6月
    医薬部外品の概要と本書での対象範囲
    1)規制緩和の概要
     
    「指定医薬部外品」に移行した品目の範囲と本資料で市場動向を収載した品目名
    「指定医薬部外品」としての区分 本資料中で掲載する品目
    健胃薬 健胃・消化薬
    整腸薬 整腸薬
    消化薬 健胃・消化薬
    制酸・健胃・消化・整腸を2以上標榜するもの 総合胃腸薬、整腸薬
    潟下薬(下剤) 便秘薬
    ビタミン含有保健薬(ビタミン剤等) ドリンク剤、総合ビタミン剤、滋養強壮剤
    カルシウムを主たる有効成分とする保健薬 カルシウム主薬製剤
    生薬を主たる有効成分とする保健薬 滋養強壮剤
    鼻づまり改善薬(外用剤に限る) 総合感冒薬
    殺菌消毒薬 外用殺菌消毒剤
    しもやけ・あかぎれ用薬 あかぎれ用薬
    含漱薬 含漱剤
    コンタクトレンズ装着薬 目薬
    いびき防止薬 いびき抑制剤
    口腔咽頭薬 トローチ剤市場で一括掲載
     
    2)本書での対象範囲
    指定医薬部外品のうち、新範囲医薬部外品の販売実績は、本書では実際にCVSでの販売が始まった2004年9月を以って、対象商品の動向を医薬部外品市場で捉えている。 
     
    <本書での市場分類>
     
     
    ※新範囲医薬部外品は、2005年7月迄、移行期問の猶予があるが、移行対象範囲は本書では全て2004年9月から医薬部外品市場で捉えている。
     
    3)医薬部外品の法的定義
  • 医薬部外品とは次の各号に掲げることが目的とされており、かつ、人体に対する作用が緩和な物であって器具器械でないもの、及びこれらに準ずる物で厚生労働大臣の指定するものをいう。ただし、これらの使用目的のほかに医薬品の定義第二号又は第三号に規定する用途に使用されることもあわせて目的とされている物を除く。
    <法律で規定する医薬部外品>
     1.吐き気、その他の不快感又は口臭若しくは体臭の防止
     2.あせも、ただれ等の防止
     3.脱毛の防止、育毛又は除毛
     4.人又は動物の保護のためにする、ねずみ、はえ、蚊、のみ等の駆除又は防止
    (薬事法第二条第二項)

     
  • 但し2009年6月1日の薬事法改正により、上記1~4について医薬品に該当するものでも厚生労働大臣の指定があれば医薬部外品となる。
     
    [指定医薬部外品]
  • 2009年6月1日の薬事法改正により厚生労働大臣が指定する医薬部外品。1999年の規制緩和移行に医薬品から医薬部外品となったものを指し、以下に分類される。(但し本資料では従来の医薬部外品と1999年以降の医薬品から医薬部外品になったものもあわせ、特に断りがない限り全て医薬部外品とする。)
    [新指定医薬部外品]
  • 上記1に該当し、厚生労働大臣が指定するもの(1999年3月12日指定)。1999年の規制緩和により以下が医薬品から医薬部外品となった。
  • のど清涼剤、健胃清涼剤、ビタミン剤、カルシウム剤、ビタミン剤含有保健剤
    [新範囲医薬部外品]
  • 上記1に該当し、厚生労働大臣が指定するもの(2004年7月16日指定)。2004年の規制緩和により以下が医薬品から医薬部外品となった。
  • いびき防止薬、カルシウム含有保健薬、うがい薬、健胃薬、口腔咽頭薬、コンタクトレンズ装着薬、殺菌消毒薬、しもやけ用薬、瀉下薬、消化薬、生薬含有保健薬、整腸薬、鼻づまり改善薬(外用剤のみ)、ビタミン含有保健薬(一部を除く)など。
    [防除用医薬部外品]
  • 上記4に該当し、厚生労働大臣が指定するもの(2009年6月1日指定)。
  • 殺虫剤、殺ソ剤、忌避剤(虫除け剤)
     
  • ①医薬部外品については薬事法上は上記のように基本定義がなされている。個々の用法成分、剤型等により種々の条件を全体的な判断の上で行われている。
  • ②上記の医薬部外品の定義について具体的に記せば最低以下の条件を満たす事が必要である。
  • 効果効能が医薬品に及ばないこと。
  • 効果効能の範囲が主として防止を目的とするもの。
  • 器具器械でないもの。
  • 個々の成分が通知等の基準に合致している事。
    リスク分類変更時の実績記載方法
  • 薬事・食品衛生審議会において該当製品のリスク分類が変更された場合には、適用された時期をもって対象製品のリスク分類実績を捉えるものとする。
     
    <本書での市場分類>
    企業分析編-ブランドポートフォリオ記載方法
    1)ブランドポートフォリオ記載企業
  • 一般用医薬品(指定医薬部外品含む)の主要ブランドが複数ある企業では記載し、単一の場合は省略している場合がある。
     
    2)図表内の数値、図の内容・範囲
    数値、図の名称 内容・範囲
    Yの値=市場成長率 2007年から2011年の平均成長率
    バブルサイズ ブランド実績(2011年)
    Xの値=ブランドシェア 各品目内でのブランドシェア(2011年)
     
     
     
    目   次
     
    ..
    はじめに.
    .
     
    ..
    調査概要.
    .
     
    ..
    A.総括編.
    .
    1
    ....
    1.2011年の一般用医薬品市場総合分析.
    .
    3
    ....
    2.品目別構成比ランキング.
    .
    15
    ....
    3.品目別対前年比ランキング.
    .
    19
    ....
    4.品目別伸長率ランキング.
    .
    20
     
    ..
    B.カテゴリー別市場分析編.
    .
    21
    ....
    1.リスク分類別市場.
    .
    23
    ....
    2.スイッチOTC市場.
    .
    36
    ....
    3.医薬部外品市場.
    .
    47
    ....
    4.剤形別市場.
    .
    57
     
    ..
    C.ヒット商品事例研究.
    .
    61
    ....
    1.ロキソニンS(第一三共ヘルスケア).
    .
    63
    ....
    2.メンソレータム メディクイックH(ロート製薬).
    .
    67
     
    ..
    D.OTCメーカー事例分析編.
    .
    71
    ..
    一般用医薬品実績の企業ランキング.
    .
    73
    ....
    1.大正製薬.
    .
    74
    ....
    2.武田薬品工業.
    .
    80
    ....
    3.第一三共ヘルスケア.
    .
    84
    ....
    4.ライオン.
    .
    90
    ....
    5.エスエス製薬.
    .
    94
    ....
    6.ロート製薬.
    .
    99
    ....
    7.興和新薬.
    .
    104
    ....
    8.佐藤製薬.
    .
    108
    ....
    9.小林製薬.
    .
    112
    ....
    10.久光製薬.
    .
    117
    ....
    11.エーザイ.
    .
    121
    ....
    12.大鵬薬品工業.
    .
    125
    ....
    13.ゼリア新薬工業.
    .
    129
    ....
    14.養命酒製造.
    .
    133
    ....
    15.池田模範堂.
    .
    137
    ....
    16.クラシエ薬品.
    .
    140
    ....
    17.ジョンソン・エンド・ジョンソン.
    .
    143
    ....
    18.全薬工業.
    .
    146
    ....
    19.明治.
    .
    149
    ....
    20.湧永製薬.
    .
    153
    ....
    21.常盤薬品工業.
    .
    157
    ....
    22.アラクス.
    .
    161
    ....
    23.田辺三菱製薬.
    .
    164
    ....
    24.塩野義製薬.
    .
    167
    ....
    25.グラクソ・スミスクライン.
    .
    171
    ....
    26.ノバルティス ファーマ.
    .
    174
    ....
    27.大塚製薬.
    .
    177
    ....
    28.祐徳薬品工業.
    .
    180
    ....
    29.ツムラ.
    .
    183
    ....
    30.わかもと製薬.
    .
    186
    ....
    31.資生堂薬品.
    .
    189
    ....
    32.アサヒ フードアンドヘルスケア.
    .
    192
     
    ..
    E.薬効群別市場分析編.
    .
    197
    ....
    1.ドリンク剤.
    .
    199
    ....
    2.疲労対策.
    .
    202
    ....
    3.女性関連.
    .
    206
    ....
    4.フットケア.
    .
    211
    ....
    5.美容関連用薬.
    .
    215
    ....
    6.肩こり・関節痛関連.
    .
    220
    ....
    7.小児用薬.
    .
    224
    ....
    8.その他外用薬.
    .
    227
    ....
    9.環境衛生用薬.
    .
    232
    ....
    10.感冒関連用薬.
    .
    235
    ....
    11.花粉症関連.
    .
    240
    ....
    12.生活習慣病関連.
    .
    244
    ....
    13.生活改善薬.
    .
    248
    ....
    14.胃腸・消化器官用薬.
    .
    253
    ....
    15.オーラルケア.
    .
    260
    ....
    16.感覚器官用薬.
    .
    264
    ....
    17.漢方薬.
    .
    268
     
    ..
    F.有効成分別市場分析編.
    .
    271
    ....
    1.ロキソプロフェンナトリウム水和物.
    .
    273
    ....
    2.エピナスチン塩酸塩.
    .
    276
    ....
    3.イブプロフェン.
    .
    279
    ....
    4.アンブロキソール塩酸塩.
    .
    282
    ....
    5.ケトチフェンフマル酸塩.
    .
    285
    ....
    6.クロモグリク酸ナトリウム.
    .
    288
    ....
    7.ファモチジン.
    .
    292
    ....
    8.ピレンゼピン塩酸塩.
    .
    295
    ....
    9.フェルビナク.
    .
    297
    ....
    10.インドメタシン.
    .
    300
    ....
    11.ジクロフェナクナトリウム.
    .
    303
    ....
    12.テルビナフィン塩酸塩.
    .
    306
    ....
    13.ブテナフィン塩酸塩.
    .
    309
    ....
    14.ラノコナゾール.
    .
    312
     
    ..
    G.テーマ別分析編.
    .
    315
    ....
    1.花粉症対策市場.
    .
    317
    ....
    2.肩こり対策市場.
    .
    325
    ....
    3.腸内環境訴求製品市場.
    .
    333
    ....
    4.内服液(ドリンクタイプ)市場.
    .
    339
     
    ..
    H.ドラッグストア事例分析編.
    .
    347
    ....
    1.マツモトキヨシホールディングス.
    .
    349
    ....
    2.サンドラッグ.
    .
    352
    ....
    3.スギホールディングス.
    .
    355
    ....
    4.ツルハホールディングス.
    .
    358
    ....
    5.ココカラファイン.
    .
    361
    ....
    6.グローウェルホールディングス.
    .
    364
    ....
    7.カワチ薬品.
    .
    367
    ....
    8.コスモス薬品.
    .
    369
    ....
    9.クリエイトSDホールディングス.
    .
    371
    ....
    10.CFSコーポレーション.
    .
    373
    ....
    11.キリン堂.
    .
    376
    ....
    12.クスリのアオキ.
    .
    379
     
    ..
    I.新製品投入状況.
    .
    381
    ..
    J.広告宣伝展開状況.
    .
    390